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ニュージーランドの独特なコーヒー文化を目の当たりにした話


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「普通のコーヒー」がありませんでした。

 

この記事は、2019年末~2020年年明けにニュージーランドクライストチャーチ)を旅行した際の体験に基づいています。

 

 

フラットホワイト

クライストチャーチはたくさんのカフェがあり、旅行中に頻繁に利用しました。

どこのカフェもおしゃれでクオリティが高く、旅行ガイドに載っている有名店で無くても良い時間を過ごせます。

 

しかし、最初にコーヒーメニューを見たときは「?」になりました。

普通にブラックコーヒーを注文しようとしたら、それらしき名前がどこにもありません。

日本のカフェに行くと、大体「本日のコーヒー」的なメニューが一番最初に書かれていると思います。ニュージーランドで同じポジションにいるのは「フラットホワイト」です。 

フラットホワイトは「カプチーノ」のような、「カフェラテ」のような飲み物です。

ネットで色々と探してみたところ、カフェラテやカプチーノとはミルクの配合が異なる様です。カプチーノよりややコーヒーの割合が高く、コーヒーの風味を強く感じるとありました。

しかし実際に色々なお店のフラットホワイトを飲んでみましたが、

私には正直カプチーノとの違いが分かりませんでした(笑)

カプチーノよりやや泡が少ないかな?くらいでしょうか。

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ラテアートをしてくれているお店もありました

私自身はカフェラテが好きなので、似たところのあるフラットホワイトも美味しいと思いました。

 

ブラックコーヒーはどこ?

「フラットホワイト」はニュージーランドやオーストラリアでメジャーかつ名物的な飲み物なので、旅行前から知っていました。

しかし先ほども書きましたが、ミルクの入っていないブラックコーヒーが飲みたいなーと思った時、どれ!?になりました。

 

私が飲みたい「ブラックコーヒー」とは、ミルクや砂糖を加えていない「ドリップコーヒー」です。日本ならカフェやコンビニ、自販機で売っている一番普通のやつです。

説明するまでも無いかと。

なぜこれが無かったかと言うと、そもそもニュージーランドでは「ドリップコーヒー」ではなく、「エスプレッソ」がメジャーだからです。

なので、エスプレッソ(少量の濃いコーヒー)をベースに、メニューが展開されているようです。

ちなみに「フラットホワイト」もエスプレッソ+ミルクで作られています。

 

では、ニュージーランドには「ブラックコーヒー」にあたるメニューは無いのでしょうか?メニューを探してみると、近いものがありました。

「ロングブラック」です。

ロングブラックはお湯にエスプレッソを加えたものになります。

ロングブラックとセットで書かれている「ショートブラック」というものもありますが、こちらは「エスプレッソ」そのもののようです。

これは初見では分かりませんね。

 

今回はロングブラックを何度か飲んでみました。

私の個人的な感想ですが、

「インスタントコーヒーを入れすぎた時のブラックコーヒー」でした。

・・・こんな感想しか出ず申し訳ありません。

つまり慣れ親しんだブラックコーヒーとは別物で、もっと濃い味がロングブラックです。

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ロングブラック アイスの時は最後まで濃いコーヒーを楽しめました

旅行中は、フラットホワイトも美味しいけど、ドリップコーヒーが恋しい・・・となることが時々ありました。

特にニュージーランドは甘いスイーツが多いので、ミルク入りコーヒーよりミルク無しでさっぱりしたくなりました。

 

ドリップコーヒーを飲むなら海外チェーン

どうしてもドリップコーヒーが飲みたい!という場合、スタバなどの海外チェーンに行くのが一番です。

しかし、クライストチャーチの中心地にはスタバがありませんでした。昔はあったらしいんですが、独自のコーヒー文化に入り込めず苦戦しているようです。

クライストチャーチ唯一のスタバは、少し郊外の大型スーパーマーケット「ウェストフィールド・リッカートン」にありました。車かバスで行くことができるお店です。

日本の様に行列ができる訳でも無く比較的空いており、スムーズに利用できました。

味は安定のスタバでした。 

 

ミルクが違う

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成分無調整の牛乳 見た目は日本と変わりません

 多くのコーヒーメニューでミルクが使われているニュージーランドですが、基本となる牛乳そのものが日本とやや違いました。

郊外へ行くとたくさんの乳牛が放牧されていますので、カフェで使われているミルクもニュージーランド産だと想定します。

しかしニュージーランドの牛乳を購入して飲んだところ、日本より甘みは強く、コクなどの点ではさっぱりしている印象でした。

ですので、同じように日本でフラットホワイトなどを作ってもまた違う味になるのかなと思いました。

日本でも最近、ニュージーランド産のバターを見かけるようになりました。こちらも日本のバターとは味が違うので、ニュージーランドの乳製品を感じるのには最適だと思います。

 

紅茶もあります

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カフェと言うよりレストランになりますが、紅茶もよくメニューに見かけます。

コーヒーの勢力には劣るものの、色々なお店で飲んでみるのも良いと思います。

 

まとめ

自分が普通と思っている「コーヒー」が当たり前でもないと認識させられました。

ニュージーランドエスプレッソ文化で、一番メジャーなのは「フラットホワイト」ということでした。

日本のコーヒーが恋しくなりますが、ニュージーランドに訪れた際はぜひコーヒーを楽しんでみてください。

 

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サイズによってカップが決まっているようです スモールサイズは縦長カップ