NZeTAのトラブル② NZeTAを申請ミス【ニュージーランド】
NZeTAの存在を出発当日知り、急いで申請したものの問題が発生しました。
※これは2019年年末の話になります。現在はシステムに変更がある可能性があります。
前回の記事で書きましたが、2019年10月からニュージーランドへ旅行するには、NZeTAというシステムで承認を得なければならなくなりました。
その事を知らず、当日の空港カウンターで焦って申請したところ、わずか2分後に承認メールが届きました!
焦った~となりつつ、一安心して手荷物カウンターの順番を待ちました。
再びテンパる
カウンターではチケット発券のため、パスポートと承認のメールを見せるよう言われました。
これらを見せて、係の方が手続きしてくれるのを待っていましたが、
何となく他のグループより時間かかかっている。
しかも係の方の表情がかなり渋く、眉間にしわが。
雲行きが怪しい・・・
せっかくNZeTAの申請が終わって安心したところなのに、また緊張が走り始めました。
係の方からNZeTAが承認されていることを何度か確認されましたが、確かに承認されています。
ついに係の方が立ち上がり、他のスタッフと相談し始めました。どこかに電話もしているようです。
やばいことになってる
しかし心当たりが無くどうしたら良いか分かりません。
不安MAXで、一緒に旅行する友人にも申し訳なく、手も震え始めました。
出国の時間も1時間を切っていました。
待っていると係の方が二人体制で戻ってきました。
「今発券できない理由を問い合わせ中だが、とりあえずキャリーケースを預けて出国検査に向かわないと間に合わない」と言われました。
そこで急いで、出国検査場に向かいました。
突然の国際電話
検査場の列に並ぼうとしていたところ、先ほどの係の方たちが再びやってきました。
「今ニュージーランドのイミグレと繋がっていて、直接本人と話したいと言われているけど、英語できますか?」と言われました。
今まで何度か旅行中のトラブルで英語の電話をしましたが、ただでさえ英語が苦手なのに電話のこもった音声でまともに聞き取れたことがありませんでした。
あと、「イミグレ」って何??
レベルの私なので、まともにやり取りできる確率は絶望的でしたが、向こう側から要求があった訳なのでとりあえず替わることにしました。
イミグレ「こんにちは。英語は話せますか?」(かなりゆっくり話してくれてました)
私「少しなら・・」
イミグレ「名前を教えてください」
私「~です」
イミグレ「旅行期間はどのくらいですか?(の様に聞こえた)」
私「今日から・・・1月・・・3日・・まで・・です」
イミグレ「・・・・・・」
係の人たち「・・・・・」(渋い顔)
私「・・・・・(もう無理だ)」
「すいません、やっぱり無理です・・・」ということで、かなり粗末な英語をさらして係の方に電話を替わりました。
係の方から、「オーストラリアの永住権があるか聞かれている」と言われました。
もちろん持っていませんので、その旨伝えたところ、
NZeTAのオーストラリア永住権の項目で「持っている」の回答になっている
という事が分かりました。
つまり私の申請ミスで、パスポート情報と合致しないのでエラーが起きたことが分かりました。
この後に及んでそんなミスをしてしまうとは・・・・
係員さん、友人にかなり申し訳なくなりました。
ではどうすれば?ということで、「もう一度申請し直す必要がある」と言われました。
しかし、もう出発の時刻が迫っていました。
NZeTAの承認が下りなければ、チケットの発行はできません。
ですが今回の旅行は直行便でなく、中国経由で向かうチケットを予約していました。
なので、中国までのチケットは発行できるとの事でした。
そして、中国に到着するまでにNZeTAの承認が下りていれば、中国で発券できると言われました。
承認が下りなければ、中国から日本に帰ってくることになります。
そんな賭けのような状況で出国することになりましたが、とにかく時間が無いので、急いでNZeTA申請アプリを開きました。
そして同時に手荷物検査と出国審査もしながらとなりました。
手荷物検査は従業員用を通らせてもらい、係の人に搭乗ゲートまで案内してもらいました。
アプリで混乱
申請は友人の分もまとめて、二人分を私のアプリで申請していました。
まずはアプリの承認情報画面から私の情報だけ消去しました。
しかし、「新しく申請する」というボタンがどこにもありません。
アプリダウンロード時の「申請」画面に戻ることもできません。
一体どうすれば!?
ブラウザを開いて公式ページから手続きするには時間がかかるし、友人のスマホは通信速度が遅く、アプリのダウンロードができません。
そこで、アプリを一度アンインストールして、再度インストールしました。
友人の承認情報はすでにメールに送られているので、アプリで見られなくても大丈夫です。
再インストールしたアプリを開くと、申請画面が出てきました!
急いで、しかし失敗は許されないと思い、慎重に申請を済ませました。
もちろん手数料がもう一度かかりました。
一度目の申請がたった2分で通ったので、二度目もすぐ来る事を願い、出発直前まで何度もスマホを見返しましたが、画面は「pendeing(保留中)」のまま・・・
そして申請がおりないまま、経由地の中国へ出発することになりました。
次回へ続きます
まとめ
今回分かった事は、NZeTAの申請内容が間違っていても、承認されてしまうという事です。そして間違ったままだと、私のように空港の発券手続きで引っかかってしまいます。
なぜそうなるのか謎ですが、ご注意ください!
そして、アプリでは一度申請してしまうと、再申請しようとしても申請画面が開けないことが分かりました。
私はアプリのアンインストールで乗り切りましたが、正式な方法は分かりません。
まだ新設されたばかりの制度なので、色々と不具合が多いのかもしれません。
少しずつ改良が加えられると、また状況が変わってくると思います。